2021年07月05日

座卓

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前回の阪急展終了後、今年の阪急展を『小島工房展』として開催できる事が分かった時、この朱の座卓のある会場風景が頭にポーンと浮かびました。なぜだかは分かりませんが、私が幼い頃はこの座卓の様な大きな仕事を両親やお弟子さん達やお手伝いの方々が賑やかに生き生きと仕事をしていて、その風景は今でも良い思い出として時々思い出され、そんな染み付いた感覚により『小島工房展=この座卓』と連想されたのかもしれません。
唯一手元にあったこの座卓は、
長年陽を浴び、何年も繰り返される乾燥などで、ひび割れ等酷い箇所が何箇所もありました。
これらを修理するのも心が折れるし、こんなに大きなものを塗ったこともない、、。
でも今回の展示会は私にとってはチャレンジの気持ちで、来年阪急展が出来るかも分からないし、
先ずは来て下さったお客様が、「わぁ」っと思って楽しんで下さる様にしよう、そして自分自身で自分にがっかりする事のない様に、自分の中の会場イメージを現実にしようと思いました。
座卓の修理と塗り直しはなかなかハードな仕事でしたが、
何年か後の私が見たら恥ずかしい気持ちになるかもしれませんが、今私に出来る精一杯の力を出して、座卓の塗り直しを終えました。
展示会は本当に沢山の方々のお力添えでなりたちます。
今回のDMの素晴らしい写真を撮って下さった山本尚意さん、長く小島家を支えて下さっている木工の平松源さん、多田理さん、辻本知之さん、素敵な陶額を作ってくれる山口和声さん、螺鈿にぴったりのコラボ鞄を制作して下さった木工の野間清仁さん、革鞄の後北ゆかさん。阪急画廊の皆さん。会場を飾るお花をお庭から提供して下さるご近所の皆さん。モノから生まれるご縁が素敵だと教えてくれた父、いつも笑顔でサポートしてくれる母、自分の仕事の手を止めて手伝ってくれる兄。
本当に皆さん有難うございます。
そして、こんな状況の中でも「楽しみに行くからねー」と仰って下さるお客様。
本当に本当に有難うございます。
明日は搬入です。
皆様に感謝しつつ、良い会場になる様頑張ります。
『小島工房 螺鈿漆芸展』
阪急うめだ本店美術画廊
7/7日〜13日
posted by sawako at 20:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事